DNAの工具箱
2014年5月14日水曜日
ヒト、魚、植物で共通の病気
厳密に言えば、遺伝的に共通の部分については、ヒト、魚、植物の間で同じ病気を患います。遺伝的系統として近ければ近いほど、同じように患う病気が増えていきます。例えば、植物でもミトコンドリア病という病気は存在するようです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10012135664
http://jstore.jst.go.jp/PDFView.html?type=research&id=2951&property=researchReportPdfList&index=0
ヒトのミトコンドリア病とはかなり異なるのかもしれませんが、ミトコンドリアという仕組みを持っていて、それが遺伝的に引き継がれる限りは、どんな真核生物でもミトコンドリア病という種類の病気を患うと考えられます。これが魚になれば、脊椎動物としてヒトと同じ脊椎の病気が存在するでしょうし、さらにイヌになれば、アルツハイマー型認知症を患っているイヌもいると言われるほど、ヒトと共通の病気がとてもたくさん存在します。種を超えて俯瞰しても、遺伝的系統として近いほど、同じ病気を患う傾向があるのだと思います。
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