2015年3月4日水曜日

Thunderclap

Wikipediaの希少疾患の日とダウン症の日を記していて、それぞれのソーシャルメディア展開を把握することになったが、希少疾患の日の世界事務局はThunderclapを導入しているのが特徴である。これ、最初はなんぞや、と思いましたが、思ったよりもすごいです。
人工「バルス!」生成サービスのTHUNDERCLAPが注目を集めるも、いきなりツイッター社からブロックされる
すごい。きわどすぎる(笑) ダウン症の日の世界事務局が採用しない理由がよくわかります。もう1つ別のクラウドスピーキングサービスとして、HeadTalkerがあるので、お好きな方から選べます。よい時代になったものですね・・・って、いろんなサーバ落ちまくりますよね?

確かに、実名主義のFacebook上で実装されているわけではないので、Twitterやらなんやらいろんなところから参加できて、不特定多数の患者が参加できる、しかも、その結果がソーシャルメディア上に集団行動としてはっきりと残る。参加した意識、苦しんでいるのは自分一人じゃないんだって感触は得られると思います。非常によいことで、しかもウェブ会議ほど手間も準備もいらない。参加者の人数制限として、無料のスカイプでビデオ10人、音声25人、有料のWebExで最大500人、そんだけに参加人数を限るのにどうやって選ぶんだ?、かわりんばんこなの?、って、面倒な問題もありません。しかし・・・日本でやるなると・・・何か、別の人柱、失礼、実施例を探してからの方がいいですよね(笑)

おそらく、要注意なのは、災害対応の連絡を可能な限り阻害しないように時間帯を限ることです。台風の時に、救助をデータ専用のMVNOのスマホからTwitterで発信したけどThunderclapのせいで誰にも届かなかったとか、そういう事態はできるだけ避けないといけないので、災害の少ない季節の日中の明るい時間帯に限る必要があります。

・・・もしかすると大げさすぎるかもしれません。どこかに英語でそういった課題が議論された記録があると思うのですが、ちょっと探せるかどうか分かりません。慎重を期すなら、LINEでグループ最大人数200人めざして、でも実際には20人ぐらいしか集まんなくて、でもなんか「俺の叫びをきけー」ってアニメキャラのスタンプを交換するとか、そういう程度がはじめの一歩なのかもしれません。

あ、元ネタはマクロス7の「俺の歌の聞けー」です。

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