2015年3月3日火曜日

Wikipediaへの有償での寄稿について

昨日に引き続いてWikipediaへの有償での寄稿について調べた。もう寝ないといけないので、ざっくりとだが、わかったことだけまとめておく。日本の政府機関からWikipediaへの書き込みが騒ぎになっただけでなく、かつて、企業からも書き込みがあって騒ぎとなり、調べた限りは最も有名なのはMicrosoftで、日本では楽天のようである。
マイクロソフトがブロガーにWikipediaの記事の訂正を打診、報酬の提示も
楽天証券、Wikipediaの記事を削除した件について謝罪
Wikipediaで関係者が報酬を得て編集をやっていたというスキャンダルが明るみに
上記のようにWikipedia自身もやってしまっている。この結果、ルールが明確化されたようだ。
利用規約/情報開示なき有償受託寄稿に関するFAQ
利用規約/有償受託寄稿についての改訂
最後のリンクをみていただくとわかるように、現時点では英語からの翻訳途中で、日本ではほとんど行われていそうにない。もしかすると、コミュニティのルールで何かの制限が決まっているのかもしれないが、そこまではまだ調べきれていない。意外なのは、どうも支払者のみを明記すれば、自らの身分を明かさなくてもいいように読めること、また、金額を示さなくてもよいことである。日本の雰囲気だと、そんなぬるくて批判をかわせるようなら誰でもやっているはずで、やはり、自分の身分を明かさずには有償で書き込むということを批判されるだろうし、支払う側も納得しにくいだろう。

また、次の言葉が印象に残った。私も自らをいましめねば。
wikipedia 日本語版は、日本の社会と同じように、根回しと暗黙の了解、コソコソやるのはいいことだ、 そして「空気嫁」の世界である。 たぶんオープンな議論に慣れた人間からみると、日本人の「議論 == ケンカ腰」っていう感覚は ひどく perplexing だと思う。 
いつまでやってりの? 
Wikipediaが財政危機でも広告を掲載しない理由 

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