2015年3月4日水曜日

パブーの制限

執筆中の電子書籍「UNdiagnosed」で、パブーの制限について冒頭で述べたものが冗長と考えられるため、こちらに修正しながら転記する。

 パブーで図をPDFへと出力するのにパブーが採用しているプログラムは、カラー300ppi、アンチエイリアシング機能無しという仕様のようだ。問い合わせても仕様の説明がなされなかったため、あくまで推測である。仕様を説明していただかないと、過剰にパブーに期待して利用しにきたユーザが、利用するうちに落胆し、アフィリエイトが許可されているブログの方がよかったと、元に戻って行ってしまう。更には、読者も著者の技術の問題か、システムの仕様の問題か、分からないまま著者にクレームを抱いてしまうし、著者の方はそれ以上にシステムに不信感を抱いてしまう。この曖昧さはパブーとそれを利用する全著者の死活問題と思われるため、ここで強く指摘させていただくと同時に、著者として問題を解決するための努力は行っていることをここに示すものである。ただ、事実上、一行書き足す度にPDFを出力して位置調整するのは、不可能である。それではある程度長編となる理系の著作を完成させることなどできない。理系らしく現在取り組んでいる技術的問題点をここに明確にしておきたい。2015年1月時点の問題で、いずれ努力と時間が解決するであろうが、仕様の明確化の問題についてはなるべく早期に改善されることを願ってやまない。

 また、ウェブ版を更新した後、更にPDFとEPUBの更新を実行しないとPDFとEPUBが更新されず、一度の更新に10分以上かかっているため、頻繁には更新できていない。このため、ウェブ版の方がPDFよりも内容として新しく書き加えられ、表示を確認した状態になっている。著者の負荷的に、PDF版については頻繁に表示を確認することができていない。
 
 全体として、ブログ形式から離れパブーに執筆環境を移したことで、系統化された章立ての中で書籍らしい文章構造になったのはありがたいものの、執筆が完成に近づくに伴って誰もがストレスなく読めるようにしようとすると、一つ一つサポート状況を明確にしないと、完成した作品にならないという問題が生じている。なにしろ、2015年1月時点のマニュアルには、EPUBからパブー専用Androidアプリまで、ざっと11通りの読み方が解説してあるのだ。この負担は、作品に完成度を求める著者ほど重すぎる。なぜなら、PCで表示されてもAndoidでは表示されず、無意味な空白にしか見えない文字さえ存在するのだ。こんな⁑感じで。この状況でiPadもKindleもSONY Readerまでも手がまわるわけがない。結局のところ、ほとんどの著者が、パソコンから画像として生成してパブーに貼り込むことで表示の互換性、一貫性の問題を解決しているというのが、パブーの実情である。WYSIWYGなHTML風エディタが装備されているのは、図を含んで横書きの説明的文書を付するためだと信じたこともあったが、結果だけから言うと、PDFで図がページの間で割れたり、エイリアシングしてしまったりといった問題があって、残念ながら、私の目的に合っていたとは言いがたい。

 PDFの問題を解決するために、何かいい方法がないかと、現在も探しているところです。もちろん紙書籍にする前には、PDF上で完璧に整形しますが、加筆、訂正しながら、最新の整形されたPDFが得られる仕組みがほしいところです。

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