2015年3月5日木曜日

痛みの表示器

UNdianosedにまとまりをもたせるために、節の分離作業を行っています。この節を、こちらに修正しながら転記します。

 私は体を動かせば動かすほど、長引く筋肉痛に襲われるが、どのぐらい痛いかなどというものは、数値で表示されるわけではないので、周りの人々には伝わりにくいものだ。

 痛みの強さを直接的に表示するわけではないが、心拍変動(Heart Beat Variability:HBV)という数値としてストレスを測定することで、間接的に痛みの強さを表すことができるか試み、おおよそ痛みの強さに比例するのを何年か前に確認したことがある。その際に用いた測定器は、スポーツ選手やエクササイズで用いる心電計の一種で、腕時計の形のレシーバと胸部に装着するバンド様のトランスミッタを用いたものだった。具体的には、PolarポラールというメーカーのS810i(PDF)というモデルで、このモデルを含む限られた機種でHBVの測定が可能だった*。HBVは痛みの強さを反映してはいたが、心拍数が設定値を超えるとレシーバから警告音を鳴らすことができるのに、HBVの数値では警告音を鳴らすことはできなかった。もしもそれが可能であれば、汗で蒸れて痒くなりがちな胸部バンドに耐えてでも、常用したと思うが、痒みや汗が冷えた時の冷たさにためらっているうちに、レシーバのプラスチックのバンドが劣化して切れてしまった。ともかく、当時はそんなものを購入してでも、家族に痛みの強さを訴えようと必死だった。

 それよりは精度が落ちるようだが、現在ではスマホのStress Checkというアプリで代用することもできる。カメラとライトの位置によって、一部のスマホではうまく測定できないものもあったので、その点に注意が必要なようだ。

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